詩がアンソロジーとして出版されます。

詩がアンソロジーとして出版されます。

去年の文芸社現代詩大賞で優秀賞になった作品「唇か紅くなければ」が、副賞としてアンソロジーになりました。

他の受賞者さんの作品と一緒に出版されます。

それぞれの現代詩2019 ~文芸社撰 現代詩集~
定価 990円(※2020年9月時点)
編者:「それぞれの現代詩 2019」発刊委員会
発売日 : 2019/11/1
単行本(ソフトカバー) : 124ページ
出版社 : 文芸社 (2019/11/1)

発売に伴って、この詩集を最初に作って芸祭で配布した時の前書きを載せておきます。


この詩集のテーマは「選ぶこと/選ばれること」です。

最初は、単純に日々感じたこと、思い出したこと、悩んでいることを抽象的に描くとどうなるかメモしていたものです。すでに絵や映像作品の下地にしたものもあります。

思いついたのは通学中のバスの中、バイト帰りの自転車置き場、寝られない夜の布団の上、授業をさぼろうかと迷っているお昼のバス停、考え事のせいでのぼせたお風呂の中など。

詩集、刺繍、始終。

選ぶということは、曖昧な部分をはっきりさせて、その人の中で一つ答えを出すということだと思います。

もやもやしていることをはっきりさせること自体がその人を形成するために重要で、出した答えが正解か不正解かはそんなに気にしなくてもよさそうです。

私などは欲張りで怖がりなので、正解ばかりを出したがって、そのせいでかえって人より多く悩んでいます。これを読んでくださった方は、そんなことないでしょうか。

作品として、あまり長いものが好みではなくて、大抵 1~2ページで完結できるようになっています。他とつなげて読んでも楽しいでしょうし、パラパラめくって目に留まったところだけ読むのも運命的で、素敵かもしれません。

それぞれの選択の多い日々が輝いて見えますよう。


文芸社さんを取り扱う書店が限られているので、ご注意ください。
よろしくお願いします。